俳優草なぎ剛(48)主演のフジテレビ系カンテレ制作の連続ドラマ「罠の戦争」(月曜午後10時)の第3話が30日に放送された。ツイッターでは、「#罠の戦争」が3話連続で世界トレンド1位を獲得した。

草なぎ演じる主人公、鷲津亨(わしづ・とおる)は愛する家族を傷つけられた議員秘書。第3話では、鷲津が虻川(田口浩正)に変わって政策秘書へと昇進した。一方で、民政党幹事長の鶴巻(岸部一徳)が、幹部たちを集めて次の総選挙が早まりそうだと通達していた。鷹野からその話を聞いた亨は、犬飼からすべてを奪うチャンスがきたと奮い立ち、犬飼の政治生命を絶つために必要な材料を集めようと、虻川の裏帳簿のコピーを調べ始める。

ツイッター上では草なぎの迫真の演技に称賛が集まった。「つよぽんの芝居やっぱ迫力ある」「つよぽんの演技がすごすぎて涙。素晴らしすぎる。一言一言のセリフの重みがしっかり伝わる」「つよぽん…鷲津頑張れ!! 負けるな! 視聴者は、間違いなくみんな味方だ!」などのコメントが寄せられていた。

草なぎにとっては6年ぶりの連続ドラマ主演作で、ジャニーズ事務所退所後、初の民放連続ドラマ主演となる。「銭の戦争」「嘘の戦争」に続く戦争シリーズ第3弾は、弱者による強き権力者への報復劇。今回は愛する家族を傷つけられた議員秘書、鷲津亨が主人公。知略を尽くして鮮やかな“罠”を仕掛け、あしき政治家を失脚させる痛快なリベンジエンターテインメント。命を懸けて20年間尽くしてきた政治家に裏切られた男が、権力を振りかざす不条理な政治家たちに壮絶な報復を行う。