歌手北島三郎(86)がホスト役を務めてきたBSテレ東の音楽番組「サブちゃんと歌仲間」(土曜午前5時30分)が3月末で終了することになりこのほど、都内のスタジオで、最後の収録が行われた。
番組には北島ファミリーも勢ぞろいしたが、報道陣の取材に応じた北島が弟子らの独立を語った。
北島音楽事務所は個人事務所として72年に設立。その後、弟子たちも所属し、ファミリーとして活動してきた。現在は、原田悠里(68)山口ひろみ(47)北山たけし(48)大江裕(33)が所属するが、近く、のれん分けという形で独立するという。
北島は「4人とは縁があって出会い、一緒にこの道を歩いてきました。弟子にはやはり旅立ってもらいたいし、帆を揚げて頑張ってもらいたいという気持ちは、ずっと前から思ってますね。この芸能界はなかなか思い通りには行きませんから、せっかく親から預かった子供たちをですから、無事に出航してもらいたい。私の年齢的なものもありますし、この子たちも1本立ちで頑張っていけるなというものを感じましたので、頑張っていってもらいたい」と語った。
独立の形は4人ともそれぞれだが、バックアップは惜しまない。「後ろでずっと見えないとこで、やっぱり、なんかこう、せめていい風でも吹けるように、後押しはしてあげたいなという気持ちもあります。これからは頑張ってくれると思います」とエールも送った。
これまでも山本譲二(73)が07年、和田青児(53)が12年、小金沢昇司(64)が14年にのれん分けを許され、独立していった。
北島は「山本くんも、ちょうど(私の)45周年の時かな。のれん分けしたのは。船出をするのは、おれの所にいた以上に厳しいかもしんないけど、頑張ってほしいなと思いまして。ある時期が来たら、やっぱり出航してほしいなって気持ちはずっと持っていました」と説明した。
原田は「先生が先ほどから感謝、感謝と感謝を繰り返されてるんですが、私も本当にもう、感謝という言葉しかございません。私は一番長く40年。今年で41年、先生のそばで守っていただき、何も考えず、甘えてまいりました。帆をあげて頑張っていけとおっしゃってますので、向かい風なのか、追い風なのかわかりませんが、先生のご恩を大切に頑張っていきたいと思います」と語った。
北山は「師匠には、夢に見ていた歌手への道へ導いていただき、また人としての大切な教えをたくさん教わりました。北島ファミリーの一員として過ごしてきた時間は、自分にとって一生の宝物です。今後も、ファミリーの絆を絶やすことなく微力ではありますが、ファミリー一同とともに北島演歌の心を紡いでいきたいと思います」。
山口は「私にとっては神様のようで、また父親のように大きく包み込んでくださる北島先生のもとで、たくさんのことを学ばせていただき、歌はもちろんのこと、人としても成長させていただけたことは、いくら感謝してもしきれません。師匠の偉大さには比べることはできませんが、少しでも恩返しができるよう私自身もさらに精進して歌ってまいりたいと思っております」。
大江は「北島先生に憧れて、いろいろな方の縁をいただき、おかげさまにて北島先生の弟子として音楽事務所に入れていただき…それだけで本当に幸せ者でございました。デビューしてから15年間、先生の後ろ姿から学んだことを忘れずに、これからも歌の道を精いっぱい精進してまいりたいです」とそれぞれコメントした。



