Hey!Say!JUMP中島裕翔(29)が20日(日本時間21日)ドイツで開催中のベルリン映画祭のベルリナー・スペシャル部門に正式招待された、主演映画「#マンホール」(熊切和嘉監督)のレッドカーペットに登場し、タキシード姿で歩いた。海外メディアに囲まれ、最初は緊張の面持ちも、徐々に英語での声かけにも、さわやかな笑顔で対応。「ラブリー! キュート!」の声を巻き起こすなど、ベルリンの地でもトップアイドルとして集まった人々を魅了した。

その後の会見でも、中島は英語で対応した。劇中で、不動産会社営業部成績ナンバーワンで、社長令嬢との結婚も決まったが、結婚式前夜に東京・渋谷で開かれたパーティーで酔い、不覚にもマンホールに落ちた川村俊介を演じた。落ちるマンホールは、幅1・5メートル、高さ8メートルという設定を受けて、マンホール内という特殊な環境での撮影について質問が出た。

中島は「1カ月間、ずっと狭くて暗いセットの中での撮影はすごく大変でしたね。最初に脚本をもらったとき、まずタイトルを見て『マンホール!? ほんとに!?』って驚きました」と笑いながら答えた。続けて「しかも、男がマンホールに落ちて脱出しようと試みる話。こういう役をやってみたいという気持ちもあったけど、汚い泡に囲まれたり今までやったことないようなことばかりでトリッキーな撮影でしたね。肉体的にも精神的にも大変な撮影でした」と、滑らかな英語で答えた。ベルリンを訪れた感想を聞かれると「本当に夢のようです。世界中から俳優や監督が集まる、こんな場所に招待してもらえるとは思ってもみなかったので、この作品に連れてきていただいたという気持ちです」と喜びを語った。

劇中で重要なツールとして登場するSNSを、普段から使っているとの質問も出た。中島は「僕は日本のHey!Say!JUMPというグループのメンバーなのですが」と、ベルリンの地でHey!Say!JUMPの名を口にした。続けて「僕たちはインスタグラムとYouTubeのアカウントを持っています。僕は、ただそれを見ていることが多いですね。でも観客の皆さんが作品をどう思っているかを知れたりするのでそういうときに活用したりします」と答えた。

メディアからの質問に、難なく英語で受け答えをしたことを受けて、今後の海外進出への展望についても話が及んだ。中島は「もともと、英語を習い始めたきっかけが、海外でのお仕事への野望があったからなので、ゆくゆくは海外の作品にも挑戦したいと思っています」と断言。音楽の仕事と俳優の仕事、どちらが好きか聞かれると「僕としては両立させたいと思っています。事務所もそうさせてくれますし、すばらしいことだと思います。俳優業のおかげで充実しているし、もちろんアイドルでいることも好きです」と所属のジャニーズ事務所での充実ぶりを自ら口にした。

その上で「でも演じることは大好きですね。演じていると違う人間になれるし、今回の作品でも川村という人間は、ダークで本能的な面も持ち合わせています。僕はこれまで、そういった役を演じたことがなくて、チャレンジしてみたかったので、この役ができて幸せです」と俳優業で新たな挑戦が出来た「#マンホール」の意義を強調した。