映画「スター・ウォーズ」シリーズ旧3部作の完結編「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」(83年公開)の40周年記念特別上映イベントが4日、都内で行われ、オビ=ワン・ケノービの日本版声優を務めてきた森川智之(56)と、エピソード2ではジャンゴ・フェットを演じた金田明夫(68)が登壇した。

同シリーズの名ゼリフ「フォースと共にあらんことを(May the Force be with you)」の英語の語呂合わせから5月4日はスター・ウォーズの日となっている。

金田は「5月4日はいつも憧れの日なんですが、こうやって皆さんの前で会えるのは、本当に幸せな気持ちでいっぱいです」、森川も「昨年もこの日にイベントをやらせていただいたんですが、今年もまたこの日がやってきたかと思うと感無量です」とあいさつした。

「エピソード6」は40年前の公開当時の副題は「ジェダイの復讐」だった。スター・ウォーズに携わったことに森川は「ライフワークですね。映画のファンだったのに、気付いたらオビ=ワンをやってるんですから。暗黒面に落ちずに頑張ってきたかいがあったなって思います」。金田も「僕もワイフワーク。すごい映画だなってスクリーンで見ていた作品。こんな作品に携わることができたら幸せだなって思っていたら、突然02年くらいにお話をいただいて。20年間ずっとやらせていただいています」と話した。

「スター・ウォーズ」は新作映画3本の製作が決定しているほか、25年4月には「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン」が千葉・幕張メッセで開催されることも決まっている。森川は「オビ=ワン・ケノービをやらせていただいた時に、リモートなんですけれども、ユアン・マクレガーが日本に来ていないので、チャンスがあったらぜひ会おうという話をしたんです。一緒にディナーを食べようという話になっています」と明かした。

イベントの最後にファンに向けて、森川は「毎年、スター・ウォーズの日というのが世界中で盛り上がっています。皆さんとともに、常に広がりを見せるこのスター・ウォーズワールドを一緒に楽しんでいきたい」、金田も「フォースと共にあらんことを、というセリフを使わせていただき、今でもスター・ウォーズに関わっていることが、僕の一番の誇りになっています」と語った。