シンガー・ソングライター山下達郎(70)が、TOKYO FMとJFN系で9日放送の「山下達郎のサンデー・ソングブック」(日曜午後2時)の中で、音楽プロデューサー松尾潔氏(55)との業務委託契約が、6月30日をもって双方の合意により終了したと発表した件に対し、スピーチをした。その中で、松尾氏が1日、自身のツイッターで「15年間在籍したスマイルカンパニーとのマネージメント契約が中途で終了になりました。私がメディアでジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長に言及したのが理由」と指摘したことを踏まえ、ジャニー喜多川氏及び所属アーティストとの関係性について、自らの言葉で説明した。
山下は「私は中学生だった1960年代に、初代ジャニーズの楽曲と出会って、ジャニー喜多川さんという存在を知りました。何年か後に、初代ジャニーズの海外レコーディング作品を聴き、私は非常に感動して『サンデー・ソングブック』でも特集したことがあります」と説明した。山下は20年7月5日放送回で「初代ジャニーズの洋楽アプローチとアメリカ進出計画」と題した特集を展開している。
そして、1970年代の末に「私の音楽を偶然に聴いたジャニーさんに褒めていただき、数年後に私のビジネスパートナーが近藤真彦さんのディレクターとなったことから(82年に作曲した)『ハイティーン・ブギ』という作品が生まれました」とジャニーズ事務所との仕事の立ち上げ当時の事情を明かした。「その後も、ジャニーズに楽曲を提供する中で、多くの優れた才能と出会い、私自身も作品の幅を大きく広げることができ、成長させていただきました」と、ジャニーズ事務所との関係性が、自身の才能の幅を広げたと感謝した。
また「たくさんのジャニーズのライブに接することが出来たおかげで、KinKi Kidsとの出会いがあって、そこから『硝子の少年』という作品を書くことができて、昨年の『Amazing Love』まで彼らとの絆は、ずっと続いております」と、KinKi Kidsとの深い関係性についても言及した。
山下が所属するスマイルカンパニーは5日、公式サイトで、音楽プロデューサー松尾潔氏(55)との業務委託契約が、6月30日をもって双方の合意により終了したと発表した。同社は、小杉周水社長名で文書を発表。「皆さまへ 平素より大変お世話になっております。この度、スマイルカンパニーと業務提携をしておりました松尾潔氏と松尾潔事務所との業務委託契約が本年6月30日をもって双方の合意により終了しましたことをお知らせ致します」とした。
また「契約終了直後に、松尾氏がTwitterで弊社所属の山下達郎の名前にも触れてツイートを行ったことが各方面で取り上げられておりますが、今回の契約解除は、松尾氏によるこれまでの社内外での言動等に鑑み、弊社代表である私自身の判断により、松尾氏との協議の上、合意により終了することとなったものです」と、小杉社長が松尾氏の、これまでの言動を鑑みて契約を解除したものと説明。「双方の代理人弁護士による署名/捺印済みの解約合意書もございます。その他については、守秘義務の関係もあり、お答えを差し控えさせていただきます」としていた。
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