乃木坂46が28日、東京・神宮球場で、「真夏の全国ツアー2023」千秋楽公演を行った。「大きな試練」だったグループ歴代最多となる同球場4日間公演。1、2期生が全員卒業し3~5期生だけになって初めてのツアーを、“聖地”のライブで完走した。本編ラストの最新シングル「おひとりさま天国」前、センターの井上和(いのうえ・なぎ=18)がスピーチした。全文は以下の通り。
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今日まで全国ツアーでたくさんライブをさせていただいて、素直な感想は、「楽しかった~!」っていうことよりも、安心感の方が強いです。ここまで来れたぞって、ここまで頑張れたぞっていう思いの方が強いです。
この全国ツアー、そして神宮公演4日間、「見切れ席」まで、たくさんの方がこの会場に足を運んでくださって、配信でもたくさんの方が見てくださって、あらためてこう、グループの大きさを感じました。そして、どれだけこのグループがたくさんの人に愛されてきたかも、すごく感じました。
今日、リハーサルでスタッフさんがタオルを持ってくださって、一緒に掲げてくださったり、応援してくださったり、私たちに手を振ってくださったり。もちろんこの会場に来てくださった皆さん、配信を見てくださっている皆さん、そしてメンバーはもちろん乃木坂46のことが大好きなんですけど、それと同じくらい、スタッフさんにもすごくすごく愛されているグループなんだなって、加入してすごく思いました。本当にそれって、すごくすてきなことだなって。
ちょうど1年くらい前に、ツアーが終わった時、ある先輩からお手紙をいただきました。そこには、私は身近な人に尊敬してもらえるような人になることが目標だって、なぎちゃんにもそういう人になってほしい、っていう風に書かれていました。その手紙も、その言葉も、今もすごく、すごく大切にしています。
その先輩のことは、お仕事に対する姿勢とか、人との接し方とか、努力の仕方とか、全部全部すごく本当に尊敬しています。それは、その先輩だけじゃなくて、3期生さん、4期生さん、そして同期のみんな、本当に、みんなすごくすごく尊敬しています。
やっぱり自分のために頑張ってるメンバーより、みんなのために、グループのために、ファンの皆さんのためにって頑張ってる人、頑張ってるメンバーとかがすごく多くて。やっぱり、頑張ることってすごく辛いし、頑張り続けることってもっと辛いことだと思うから、本当にそんなメンバーが大好きだし、すごくすごく尊敬しています。
(涙で声を詰まらせ、客席から声援を受ける)ありがとうございます。私は、正直まだ、このツアーでできないことも多くて。ちょっと素直になれなかったり、メンバーとかスタッフさんにたくさん迷惑かけたなって思うんですけど。だから、今までのツアー期間を振り返って、どれだけ自分に対して甘く評価しても、あんまり、身近な人に尊敬してもらえるような人にはなれてなかったなって思ってるんですけど…(涙し、拍手を受ける)。
でも、私も、もっともっと、誰かの期待に応えられるような人になりたいし、もっともっとこう、希望を与えられるような人になりたいなと思います。そして乃木坂46が、これからも誰かの頑張る理由になれるように、頑張ります。よろしくお願いします。(頭を下げ、大きな拍手を浴びる)



