11月17日に行われた米歌手テイラー・スウィフト(34)のブラジル、リオ・デ・ジャネイロ公演で死亡したファンの女性の死因が、熱中症だと断定されたことが27日に明らかになった。

米ロサンゼルス・タイムズ紙などが報じている。法医学研究所による報告書によると「暑さのため肺に重度の機能不全を起こし、突然死した」といい、熱中症によって心肺停止に至ったと結論づけられている。薬物の乱用や死につながるような既住症はなかったと報告している。

同公演を巡っては、気温40度の猛暑の中、多くのファンが長時間スタジアムの外で入場待ちし、会場内に飲料水の持ち込みが禁じられて体調不良を訴える人が続出。1000人近くが失神したと報じられていた。亡くなった23歳の女性は、コンサート中に気分が悪くなり、その場で手当を受けた後に搬送された病院で亡くなった。

スウィフトは、「打ちのめされている」と声明を発表し、翌日の公演を中止した。悲劇的な死を受けて地元当局は刑事捜査を行うことを発表しており、鑑定報告書の分析後にイベント運営会社に対して証言のための呼び出しを求めたことを明かしている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)