俳優松村雄基(60)が、このほどニッポン放送「森田健作 青春の勲章は くじけない心」(19日、月曜午後6時20分)とNACK5「森田健作 青春もぎたて、朝一番!」(18日、日曜午前6時30分)の収録に参加した。

松村は1983年(昭58)に放送されたTBS系の昼帯ドラマで、生き別れた母子役を演じた女優加賀まりこ(80)の思い出を語った。「ものすごくかわいがられました。名古屋の局で収録だったんですが、加賀さんが来ないことがあったんです。心配していたら、遅れてきて『ワインをお風呂に入れたのに温まらないのよ』と言っていました」と笑った。

撮影初日の街中で倒れた加賀を助け起こすシーンでは「痛い、そんなに強く揺すらないで」「この手が私の顔を隠す」と怒られた。松村は「若くて、怖いもの知らずだったんです。翌日、加賀さんの楽屋に直談判に行って『昨日のあのシーンで力が入らないわけないでしょ』って。『だったら、それを相手が痛くないようにやるのが芝居よ』って。それからいろいろなことを教えてもらいました」と振り返った。

最後の収録では、母子の再会シーン。10分くらいの長回しだった。「感極まって泣きっぱなし。加賀さんからも『よかったわよ』ってほめてもらったんだけど、ディレクターが『下を向きすぎてアップが撮れていない』とやり直し。それでも加賀さんが『さっきのテイク1とテイク2で、あの子のいいところだけ使ってあげて』って言ってくださいました」と感謝した。

来月には大阪・新歌舞伎座では舞台「花盛り四人姉妹~吉野まほろば物語~」、6~8月には東京・帝国劇場で「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」に出演する。