大阪府知事や大阪市長を務めた弁護士の橋下徹氏(54)が6日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。ダウンタウン松本人志(60)の飲み会に関する週刊誌報道をめぐり人気セクシー女優の霜月るなが「デタラメな記事」などと否定したことに関する自身のコメントについて言及した、一部メディアの記事に強く反論した。
霜月は3日、Xで、自身も松本の飲み会に参加していたことを明かし「あんなデタラメな記事を見たら私も黙ってられない」「あんな嘘だらけの記事の内容に対して許せない」などと、具体的誌名にはふれなかったが、複数の報道箇所を否定した。
橋下氏は4日、霜月の発言を報じた記事を引用し、自身のXに「これが事実なら週刊文春の取材不足、すなわち真実相当性を否定する重要な証拠になる」と投稿した。
5日、別の一部メディアが霜月について報道。その記事の中では、橋下氏が4日に投稿したXのコメント内容にもふれられており、匿名の「ベテランの司法記者」という人物が、橋下氏の解説投稿を否定する内容のコメントをしていた。
これを受け橋下氏は5日、Xを更新。この一部メディアの記事を添付し「記事中に出てくる僕の見解を否定するベテラン司法記者なる者の見立てはおかしい。以下詳述する」と書き出した。
そして橋下氏は「ベテランの司法記者の見立てはおかしい。週刊文春総局長がコメントを出したようにA子さんB子さんへの性加害そのものについては刑事立件になるような客観的な証拠は存在しない。女性の訴えのみ。ゆえに名誉毀損裁判は性加害の有無そのものよりも、文春記事が『表現の自由として』『女性の訴えを今回のような表現で公にすること』が許されるかどうかが重要争点になる。その際のポイントは文春がどこまで取材を尽くしたか、取材で得た反対情報をどこまで開示したか。霜月さんにちょっと取材をすれば今回の記事のような書き方はできなかっただろう、霜月さんの証言も一緒に載せるべきだったと評価されれば文春の負け。ゆえに霜月さんの証言は超重要。ベテラン司法記者は性加害の有無しか頭にないようだが、名誉毀損の裁判は『表現の自由』の範囲の裁判であることの理解不足」などと反論した。