人気お笑いコンビ、さらば青春の光、森田哲矢(42)らで結成したモルックチーム「キングオブモルック」が10日、川崎市内でモルック大会「MOLKKY 森田カップ’24」に出場した。
芸人仲間のみなみかわ、カナイ、溜口佑太朗と組んだチームで、予選では大手芸能事務所スターダストプロモーションのモルック部との対戦も実現。森田は「個人事務所がスターダストを倒すところを見せます」と意気込み、最近競技を始めたという若手女性タレントの田中海凪(みなぎ、19)、葉月くれあ(20)、中山碧瞳(18)の3人を相手に経験の差をみせ、2連勝をおさめた。
モルックは12本の木の棒(スキットル)に3~4メートル離れた場所から木製のピン(モルック)を順番に投げ、倒した本数などで得た得点をピッタリ50点にする速さを競う競技。今大会の予選は対戦相手と2試合を行い、2連勝、1勝1敗、2連敗など結果によって変わる勝ち点を積み重ねていくシステムで行われた。
キングオブモルックは1戦目は無難に勝利したが、2戦目では6投目でカナイがバースト(50点を超え得点が半分となる)する痛恨のミス。これで接戦となったが、最後は9投目を担った森田がウイニングショットを決め、勝利をおさめた。
みなみかわは「なんでこんなギリギリの戦いに…」と汗を拭き、カナイは「申し訳ない。この試合で悪いところは出し切ったということで」と切り替えた。森田は「いやでも仕方ないでしょ。(相手が)結構かわいかったから。煩悩がね。長く試合をやってほしかったから」と笑いを誘った。
試合中には別チームで出ていた相方の東ブクロが乱入する場面もあった。スターダストモルック部とハイタッチなどをしながら楽しむ様子に「ちょっとコンパみたいに楽しんでない?」といちゃもんをつけるも、森田らに「お前が女子として見過ぎやねん。こっちはわりと普通にやってるから」と追い払われ、笑いが起こった。
今大会は森田の所属事務所、ザ・森東主催で行う4年ぶり2度目の大会。日本モルック協会も全面サポートしている。前回は300人ほどしか来ていなかったというが、今回はエントリー枠も募集開始1分ほどで埋まり、240チームが出場。約10倍となる3000人前後の来場者が詰めかけた。
森田は「ちょっとモルックを広めすぎましたね。楽しんでやらせてもらっています」と笑顔で語った。22年にはフランスで行われた第17回世界大会のチーム戦にも臨み、過去最高の決勝ラウンド進出。21年6月には日本モルック協会公式アンバサダーにも就任した。今年の世界大会は北海道・函館での初の日本開催が決まっており、「24年大会に集中するために23年の世界大会はでなかったので。そこで世界一をつかみたい」と力を込めた。
◆モルック フィンランドのカレリア地方に伝わるゲーム「キュッカ」をもとにつくられたスポーツ。1から12までの数字が書かれた木の棒(スキットル)を立て、3~4メートル離れた場所から木製のピン(モルック)を足元から振り上げるように投げ当てて倒す。1本だけ倒した場合はピンに書かれた数字、複数倒した場合は倒した本数が得点になる。各チーム1人ずつ順番に投げ、相手より先に50点ちょうどになったら勝利。得点が50点を超えた場合は25点に減点して継続し、3度連続でスキットルを1本も倒せないと失格となる。日本では仕事の赴任先だったフィンランドで競技に出会った八ツ賀秀一氏が会長となり、11年に日本モルック協会を設立。15年に国際モルック連盟が発足した。平時であれば日本各地で練習会も開催している。



