歌手矢沢永吉(74)が15日、フジテレビ系「MUSIC FAIR」の3000回記念SP第3弾(土曜午後6時)に出演。同番組に出演するのは、19年9月14日以来、およそ4年半ぶり。86年12月14日の初登場から数えて、これが7回目の出演となった。

オープニングは「But No」で幕開け。自らギターを手に「ラスト・シーン」を披露する。この2曲の収録は矢沢のホームでもあり、ファンにとっての聖地でもある東京・赤坂の「DIAMOND MOON」で行われ、番組60年の歴史上、初のロケ収録となった。

インタビューでは「あっという間でしたね。若い時は、矢沢永吉には貸したくないっていう会場もいっぱいでてきましたね。こっちはイケイケで、ファンは『永ちゃ~ん』って応援しまくりで。そしたら椅子は壊れる、ケンカが起きる、何が起きる。その頃から僕は、おい、乗るってことと、ぐじゃぐじゃにするってことは別だから。これじゃ日本のロックていうのは定着しないぞ、みんな頼むぞ力貸してって、ステージの上から言うようになりました。本当の意味で、ロックで飯を食うようになるんだって。そういうところを全部通過していくわけですよ。今考えたら、面白かったですね」と語った。他にも「矢沢永吉 ONとOFF」「矢沢英吉 ヨコハマ」「矢沢永吉 歌い続ける理由」というテーマでもしゃべり尽くした。

矢沢は歌い続ける理由について「去年74歳で18回のステージですね。もうギリギリです。体と根性と力はギリギリですね。ギリギリが妙に大事で、いとおしくて。俺やれるのかな、あと何年、あと何年って真面目に考えます。あと1年かな、あと1回? いやいや1回はしたいな。このギリギリ感ですかね」と語った。

その後はスタジオ収録で名バラード「A DAY」、4曲目は再び場所を変えて「ニューグランドホテル」を披露。曲のモデルとなった横浜のホテルニューグランドから歌唱する。ラストは、再びスタジオから名ロックナンバー「背中ごしのI LOVE YOU」。番組史上初のロケ2カ所、スタジオと場所を変えながら、極上のパフォーマンスで魅せた。