乃木坂46佐藤楓(26)が7日、自身の公式ブログを更新し、グループからの卒業を発表した。3月26日発売の38枚目シングル「ネーブルオレンジ」をもって卒業する。「今日は皆さんにお知らせがあります。38枚目シングルをもちまして乃木坂46を卒業することに決めました」と報告した。
「長くなってしまいましたが、これまでのお話をさせてください」と前置きし、「ここ最近増えてきた同期の卒業を近くで見るたび、どんなきっかけがあってこの決断をしたのだろう?自分にもこの決断をできる日がちゃんと来るのかな?と不思議な気持ちでいましたが私にもちゃんとその日が来ました。もうこれ以上ここで自分ができることはないかもしれないと思えるくらいやり切ったと思えたからです」と説明した。
「いつかはその日が来ると分かっていても、なかなかこの場所を離れる勇気が持てずにいたのとその先の未来への不安からかちゃんと決断をできずにいました」と明かし、「同期を見送っていくうちに『卒業』という言葉が次第に現実味を帯びてきた去年の夏頃。だいたい来年の春、夏くらいの時期までにしよう、なんてぼんやりゴールを考えるようになりました」と振り返った。
「その時期はあっという間にやってきて、スタッフさんとも何度かお話をしてみたけれど、何か最後のひと押しが自分の中で足りない気がしていて…。そんな中、色々な思いを抱えて迎えた1月の37thSGアンダーライブ。このライブがあと一歩で止まっていた私の背中を押してくれました。3日間終えて、今なら決められる!むしろ今しかない!そう思えました」と回顧。「常に未来に対しての不安しかなかった私ですがそんな不安がちっぽけに思えるくらいの溢れ出る気持ちがその時確かにありました。それだけこのライブが心の底から楽しく、これ以上ない達成感に大きく心を動かされたんだと思います」とつづった。
「今までにないくらい気持ちがすごく晴れ晴れとしていてもうやり残したことはないとも思えました。もちろん、それと同時にみんなの笑顔をこのままずっと見ていたい、ずっとみんなと一緒にいたい、この景色をまだ見ていたいという思いもよぎりましたが、この時の感情を忘れないうちに、決めました」と卒業に至った心境の動きを明かした。
「私はこの世界に憧れていたわけでもなく、アイドルになりたかったわけでもなく、むしろ人前に立つのが苦手で、クラスでみんなの前で発言するなんて些細なことでさえも極力避けて生きてきました。じゃあなんでオーディションに応募したのかと思い返してみれば他の何でもなく”乃木坂46”だったからです」などと深いグループ愛を記した上で、メンバーやファンへの感謝を伝えた。
5月17、18日に東京・味の素スタジアムで開催されるバースデーライブには参加しない。4月5日に横浜・ぴあアリーナMMで開催されるアンダーライブが最後のライブとなる。ライブのラストには卒業セレモニーも行う。ポートメッセなごやでリアルミーグリ(ファンとの交流イベント)が開催される5月6日が、乃木坂46として最後の日になるという。「残り少ない時間ですがよろしくお願いいたします。見送られる側になるのはなんだかまだ実感がなく不思議な気持ちですが、最後まで温かく見守っていただけたらうれしいです」と呼びかけた。
16年9月加入の3期生。18年11月発売のシングル「帰り道は遠回りしたくなる」で初選抜入り。主に「でんちゃん」の愛称で親しまれている。高い身体能力でTBS系「オールスター感謝祭」のミニマラソンに参加し、TBS系「SASUKE」にもグループで初めて出演。駅伝好きでも知られる。
乃木坂46の3期生は先月23日に与田祐希(24)が卒業し、同28日に中村麗乃(23)が卒業を発表。加入当初は12人だったが、中村と佐藤が卒業すると残りは5人となる。



