シンガー・ソングライター杉本琢弥(31)が12日、都内で、主演する映画「熊本の彼氏」(熊谷祐紀監督)完成披露上映イベントin TOKYOに出席した。

同作は、震災からの復興を歩む熊本の街を舞台に、夢に向かって再び人生を取り戻す姿を描く青春群像作品。杉本はシンガー・ソングライターの夢を諦め、熊本の広告代理店に勤務する一二三湊を演じる。

杉本はTikTok(ティックトック)に熊本弁で語る、さまざまな動画を投稿。これが映画化された。「一二三湊は僕です。僕の歴史をたどり、音楽人生で夢を追いかける中で、同じようなことに直面することはあったので、そこは似ているなと思った」とした。その一方で、演じた一二三は「性格が違うこともあるので、演じ分けを意識した」という。

自身の夢について「僕自身が映画になったのがすごく幸せ」とし、「ステージに立って、歌を作ってという仕事をしているので、表舞台で長く続けていくのが幸せだし、僕の夢です」と語った。

16年4月に発生した地震で、熊本は甚大な被害を受けた。「事実として熊本城は震災を受け、今もなお復興しています」と訴えた。また、「すごくリアルタイムになりますが、地元は今大雨で大変な状況になっています」とした。「そんな中でも、必ずまた明るい夜明けがくるという曲を(作中で)書いています。少しでも明日が明るくなればと全力で作りましたので、最後までご覧ください」。熱のこもったアピールに、会場は大きな拍手で応えた。

この日、諸星翔希(30)小山銀次郎、RYUNOSUKE、熊谷監督も登壇した。10月10日に熊本で先行公開後、24日から全国公開する。