歌手橋幸夫さんが9月4日午後11時48分、肺炎のため都内の病院で亡くなった。82歳だった。所属する夢グループが5日、発表した。これを受け、橋さんと親しかった歌手や俳優から、続々と追悼の言葉が寄せられた。
橋さん、西郷輝彦さん、舟木一夫とで「四天王」と呼ばれた歌手三田明(78)は「突然のことで頭が真っ白です。芸能界に入り、兄のように慕っていた橋先輩ともうお会いできないとは…。いまだ整理できておらず、言葉も見つかりません。心よりお悔やみ申し上げます」。
今もデュエット曲の定番の「今夜は離さない」(83年)で、橋さんとデュエットした安倍理津子(76)は「こんなに早くお別れが来るとは思いませんでした。ショックで言葉が見つかりません。雲の上の方とご一緒に歌えて、本当に光栄でした。ステージで慣れはよくないということを学ばせていただきました」。
映画「舞妓さん」シリーズなどで共演した俳優倍賞千恵子(84)は「びっくりして言葉もありません。映画でたくさん共演させていただきました。2人ともあのころはとても忙しかったけど、本当に楽しい撮影の毎日でした。撮影所がある京都で、おいしいものを食べにつれて行ってもらったこともいい思い出です。ご冥福をお祈りいたします」。
日本歌手協会会長の田辺靖雄(80)は「もう驚きのひと言しかありません。デビューのころからよくご一緒が多く、数年前までテレビ局でお会いしても「元気かい~?」と声をかけていただきました。これからも歌謡界、歌手協会を空から見守ってください」とコメントした。
日本歌手協会では10月16、17日に開催する「第52回歌謡祭」(東京・江戸川区総合文化センター)で、橋さんの追悼コーナーを設ける予定だ。



