NHK稲葉延雄会長が17日、都内の同局で行われた定例会見に出席した。

インターネット配信事業が必須業務化する影響などもあり、10月から新サービス「NHK ONE」を開始する。「(時代が)新しいところに踏み出している」とし「今のところ(準備は)順調にきているのではないか。この調子でいきたい」と話した。

また、26年の野球の世界大会「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」がネットフリックスで独占配信される件については「海外の一部では誰もがスポーツを楽しめる環境を整えるために、国民的関心の高いイベントを無料で視聴できるような設計がある国があるのも承知しています。(有料プラットフォームでの配信で)視聴機会が限られてくることは好ましくないと私は思っております。一般の方々が広く視聴できるような環境をつくるための議論をぜひ関係者がしてほしいと強く思っています」と語った。

また、「一般論として、大型スポーツイベントは世界中で放映権料が高騰している状況にあります」とも語り「受信料で成り立っているNHKが高額な放映権料を支払うわけにはいかない。その一方で、視聴者のご期待にはお応えしたい。こうした面での議論が高まってくれることを期待したい」と話した。