映画監督の岩井俊二氏(62)が、6日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1時)に出演。中山美穂さんの思い出を語った。

この日は俳優竹中直人とトーク。竹中は自身が監督、主演を務めた97年の映画「東京日和」で中山さんとダブル主演しており、中山さんへのオファーについて「映画『Love Letter』を見てからでしたからね。あの時の中山さんの印象がずっと残っていて」と、岩井氏が手がけた映画「Love Letter」がきっかけになったと明かした。

続けて竹中が「でも美穂ちゃんを映画の世界にグッと引っ張ったのは、岩井さんなんですもんね。本当は嫌いだったんですよ、映画の現場って」と中山さんが映画に苦手意識を持っていたことに触れると、岩井氏は「あまり得意じゃないというか、嫌いに近いようなことを。初めてお会いした時なんですけど」と中山さんの言葉を振り返った。

岩井氏によると「Love Letter」への出演依頼のため、中山さんとはテレビ局で初めて対面。「ごあいさつに行って。そこで『私、あまり映画が得意じゃないんですよね』みたいなことを急に言われてですね。これはお断りってことかな」と苦笑し、「こっちもとっさに『いや、僕も実は映画初めてで。お互い初めて同士でってことでそこを何とか』みたいな。『苦手なら映画と思わず結構ですので』って感じでしゃべった覚えがあるんですけど」とやりとりを振り返った。

岩井氏は「帰り道、『ああもう無理だな』みたいなところがあったと思うんですけど。なぜか数日後にお引き受けいただけるとお返事があって。ああよかったと思いましたけど」と驚いた様子。中山さんの当時の印象についても「初対面の雰囲気がまさに『東京日和』の陽子のような感じでしたよ。何を考えてるかよく分からないところがありましたしね。そこはすごい魅力というか」と懐かしんだ。