歌舞伎俳優中村橋之助(29)と元乃木坂46の能條愛未(31)が10日、婚約を発表し、都内ホテルでそろって会見を行った。能條は、橋之助の母三田寛子が、91年に中村芝翫(当時3代目橋之助)との婚約発表会見で着用した着物を着て登壇した。26年初夏に挙式、披露宴を執り行うという。

金びょうぶを前にした2人。橋之助は「このたび、私、中村橋之助と能條愛未は婚約いたします運びと相成りましたことを、ここにご報告させていただきます。この後は役者としても1人の男としても、お客さまを大事に、家族を大事に、仲間を大事に、そして愛未を大事に、すてきな家庭を築いてまいりたいと思っております」とあいさつした。

着物姿の能條も「このたび、中村橋之助さんと結婚をすることになりました。これまで私を応援してくださった多くの皆さまへの感謝の思い、そして私を育て、支えてくださった関係者の皆さまへの感謝の思いを胸に、橋之助さんを隣でしっかりと支えられるようサポートできるよう精進してまいりたいと思っております」と話した。

21年のミュージカル「ポーの一族」の共演で知り合い、交際が始まったという。プロポーズは7月にハワイ旅行に行った時だった。橋之助は「『これから愛未にいい思いをさせられる男でいますから、結婚してください』と言いました」とし、能條は「『もちろんです』と答えました。指輪を選ぶのも一生懸命選んでくれたのかなと思うと、涙が止まらなくて感動しました」と振り返り、ハリー・ウィンストンの指輪を見せた。

互いの呼び方を聞かれると、橋之助は「僕は愛未って呼んでます」、能條は「国ちゃんと呼んでます」と、橋之助の本名国生を挙げた。

◆中村橋之助(なかむら・はしのすけ)1995年(平7)12月26日生まれ、東京都出身。屋号は成駒屋。8代目中村芝翫とタレント三田寛子の長男。00年9月歌舞伎座「京鹿子娘道成寺」などで初代中村国生を名乗り初舞台。16年10、11月歌舞伎座「一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)」などで4代目橋之助襲名。弟中村福之助、中村歌之助と行う自主公演「神谷町小歌舞伎」も人気。ほか、舞台「サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男-」、NHK大河ドラマ「毛利元就」、映画「シンペイ~歌こそすべて~」など出演。

◆能條愛未(のうじょう・あみ)1994年(平6)10月18日生まれ。神奈川県出身。小学生時代から歌やダンス、バレエのレッスンを受け、ミュージカル出演経験も。11年8月乃木坂46に1期生として加入。12年2月のデビューシングル「ぐるぐるカーテン」で選抜入り。18、19年ミュージカル「少女革命ウテナ」で主演。同年12月にグループを卒業。演技力に定評があり、舞台「新・熱海殺人事件」「グッドバイ」「憂国のモリアーティ」など多数、映画は「死の実況中継 劇場版」など。163センチ。血液型A。