7日に開幕する劇団四季のオリジナルミュージカル「ゴースト&レディ」大阪公演の最終通し稽古が5日、大阪四季劇場で行われた。

19世紀の欧州で近代看護の礎を築いた「ランプを持った淑女」フロー(フローレンス・ナイチンゲール)と、芝居好きなゴースト、グレイが紡ぐ不思議な絆を、史実を織り交ぜながら描く。24年5月に初演され、これまでの動員数は30万6000人に上る。

演出のスコット・シュワルツ氏は「西洋医学の礎を築いたフローと、幻想的な存在であるゴーストのグレイが織りなす物語は、心の琴線に響くものだと考えています。大阪のお客さまにも、この物語の感動をお届けできることをうれしく思います」

フロー役の町島智子は「看護に一生をささげ、偉大な功績を残したフローレンス・ナイチンゲールですが、この作品では、悩み迷いながらも自分の使命に果敢に挑む、一人の女性として描かれています。信念を貫く彼女の姿に、私自身も日々力をもらっているように、お客さまにも“明日を生きる力”を感じていただけるよう、1回1回の公演を誠心誠意務めてまいります」と意気込んだ。

一方、グレイ役の加藤迪は「生きる意味を見失いかけていたフローと、孤独なグレイが出会い、互いに影響されながら、次第に育む絆の美しさが描かれた本作。演出のスコット・シュワルツさんをはじめ、国内外から集まったクリエーターの方々と作り上げたこの作品の感動をお届けできるよう、全身全霊で演じたいと思います」と好演を誓った。

大阪公演は26年5月17日まで。