俳優竹内涼真(32)と町田啓太(35)が17日、都内で、ダブル主演するNetflix映画「10DANCE(テンダンス)」の配信記念イベントに登場した。男性同士の愛とダンスの物語。18日からNetflixで世界独占配信される。

「このBLがやばい!2019」を受賞した同名漫画が原作。競技ダンス漫画の先駆け的作品で、男性2人のダンスにかける情熱と闘志、苦悩、嫉妬、愛を描いた。

2人は約8年ぶりの共演となる。竹内はラテンダンス日本チャンピオンで世界に通用する実力を持ちながら、ある理由から国内の大会にこだわる鈴木信也役。配信を前に「すごくうれしい。こんなに心と体がリンクして充実した作品は初めて。これがいよいよ世界中に届くのかと思うと、うれしい気持ちとドキドキした気持ちと。飛んでけ~って感じですかね」と感慨深げに話した。

「10ダンス」はスタンダード5種、ラテン5種の計10種目で競う過酷な競技ダンス。初挑戦の社交ダンスに約1年、取り組んだ。「人生をかけて、自分の体すべてをかけて臨まないと成功しないんだろうなということは、企画書を見た瞬間に分かった」と覚悟して引き受けたという。

町田が演じる杉木信也は、スタンダード(ボールルームダンス)日本チャンピオンで世界2位の記録を持ち、鈴木信也を「10ダンス」の世界に誘う。自身はプロダンサーの道をあきらめた経験があり「そのとき昇華しきれなかった思いを少しは昇華できるかもしれないとか、後ろ向きに思ってないけど前を向ける可能性もあるからとか。最終的には自分のために受けた」と明かした。

当初、トップダンサーたちのパフォーマンスを実際に見に行った際は「これを僕たちがやるのかと絶望した」と振り返る。鈴木のダンスパートナー・田嶋アキ役の土居志央梨(33)、杉木のパートナー・矢上房子役の石井杏奈(27)と、互いを信頼しながら過酷な練習を乗り切った。

町田は「世界で戦っているダンサー役で、それを世界に配信しようとしている。こわいったらないんですけど、同じくらいわくわくした気持ちがある。万感の思い。全てを注いだので。愛に飢えてるなと思ったら見てほしいです」。竹内は「ダンスはこんなに目に見えないエネルギーを交換しているんだと、やってみて分かった。本当の愛がつまったこの『10DANCE』が世界中の皆さまに届いて、どんどん羽ばたいてくれたらいいな」とアピールした。

大友啓史監督(59)も出席した。