俳優國村隼(70)が19日、都内で、主演するフジテレビ系クリスマスイブSPドラマ「ドビュッシーが弾けるまで」(24日午後10時)の記者会見に臨んだ。

最愛の妻を失って人生の時計が止まってしまった男・渡会喜一郎を演じた。「職人気質、頑固な一面もありますけど、どちらかというと言葉足らずな、不器用な人というイメージでやってみました」と話した。

INI尾崎匠海(26)が演じる、ピアニストの夢を絶った青年・佐々木匠と出会った喜一郎は、ピアノとウイスキーをきっかけに心を通わせて新たな一歩を踏み出そうとしていく。國村はピアノに初挑戦し「大変でした。鍵盤を触るのが初めてで『どれがドですか』と。右と左は別々に動かすんや、こんなことできるんかなと思った」。約1カ月間、毎日1~2時間の練習に励んだ。

喜一郎の妻小百合役を務めた片平なぎさ(66)も初挑戦だった。ピアノの先生という役どころだったが「『この手、誰の手?』っていうくらい、思った通りに動かない。これなら何とかなるかなというところまでこぎ着けたら、今度は足(ペダル)がついて」と奮闘。初共演の國村から「すごく上手でしたよ。僕と同じで初めてって言ってたのに」と褒められると、「優しいの」と笑顔を見せた。

國村は来年もチャレンジが続きそうという。「こうして今年はピアノに挑戦させていただきましたけど、来年は馬を乗りこなさなきゃいけない状況が起こりそうなので。来年は馬に挑戦しようと思います」と新たな目標を立てた。放送がクリスマスイブであることから「人が生きてきて、いなくなった人を思う。聖夜にふさわしいドラマになりました。ふっと優しい気持ちになりたい人はぜひご覧ください。ご期待に添えると思います」と話した。

会見には加藤史帆(27)も出席した。