脳科学者の中野信子氏は16日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時25分)に生出演。横浜市の職員が15日に会見し、山中竹春市長のパワーハラスメントとみられる行為や、不適切な言動があったと主張したことに関して、「報道機関を使っ(て告発し)たというのは面白い一手だと思いますが、この後、彼はどんなデメリット、処遇になるのかは気になるところです」と案じた。

山中市長のパワハラ疑惑について告発したのは市の久保田淳人事部長。市議や他の幹部職員に対する暴言や中傷を繰り返したとし、「事実として認めて謝罪し、市民に丁寧な説明をしてほしい」などと訴えた。「週刊文春」でも報じられ、山中市長は11日、自身のホームページを更新し「事実関係として承知していない発言を一方的に公表され、極めて残念。外見や容姿について中傷するようなことはない」と、久保田氏の主張に反論する内容のコメントを掲載している。

番組では、15日の久保田氏の会見について詳報した。見解を求められた中野氏は、山中市長が横浜市大医学部教授出身であることを念頭に「大学出身の方なので、特に大学では実質上治外法権的になりやすい。ちょっと、こういうことが起こりやすい土壌というのはやや、アカデミアではあるんですよね」と述べた。中野氏自身、東日本国際大学特任教授を務めている。

その上で、「(こうした問題を把握しやすいような)独立した機関を作るということは非常に難しいことで、もし横浜でそれができることがあるとしたら、非常にいいモデルケースになる」とも指摘した。