元TOKIOの松岡昌宏(49)が、舞台「はがきの王様」(5月14日から、東京・本多劇場など)で主演を務めることが22日、分かった。

お笑い芸人としてデビューし、多数のラジオやテレビ番組、TBS系「半沢直樹」など人気ドラマの脚本を手が掛けた金沢知樹氏(52)の原点ともなる、青年期の“深夜ラジオ”の体験がベースのコメディー作品。松岡は昨年12月末でSTARTO ENTERTAINMENTを退所後初の舞台出演となる。

主人公で元ハガキ職人の田中浩司役を、現役のラジオパーソナリティーとしても活躍し「生粋のラジオっ子」という松岡が演じる。人気ラジオ番組「オールナイトニッポン」には自身も出演経験があり、リスナーでもあった立場。「お話をいただいた時、ラジオの世界を舞台で作ることに、まず興味が沸きました。“はがき”からメールへと時代は変わりましたが、令和の時代にこの作品を通じて、ラジオならではの良さを伝えられたらいいなと思います」と意気込んだ。近年は「家政婦のミタゾノ」シリーズなど女装の役が続いていたが、今回が8年ぶりの男役となる。

共演者にも、ラジオと関係性の深い面々が集った。伝説のパーソナリティー・楢崎幸之助役を、32年前に「電気グルーヴのオールナイトニッポン」で実際にパーソナリティーを務めていたピエール瀧が担う。「“ハガキ職人”にスポットを当てる作品と伺い、興味深いと思って出演をお受けしました。この物語を通して『自分を取り戻すきっかけ』を見つけてもらえたらうれしいです」と呼びかけた。

浩司の幼馴染で初恋の同級生・嬉里弥生役をラジオパーソナリティーの経験がある黒谷、高校時代の弥生役には現役で「オールナイトニッポンX」でパーソナリティーを務める松田、高校時代の浩司役を“元ハガキ職人”という渡部秀(34)が演じる。

舞台上演に先駆け、物語の前日譚(たん)となるラジオドラマもニッポン放送で3月中旬ごろにオンエアされる。

金沢氏は「松岡昌宏さん、ピエール瀧さんという、圧倒的な存在感と表現力を持つおふたりとご一緒できることを、心から光栄に思っています」とコメントを寄せた。