元自民党衆院議員で実業家の杉村太蔵氏が28日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時25分)に出演。若者の読書離れについての特集で、短い分かりやすい動画などが人気の近年のSNSの状況などを踏まえた上で、27日公示された衆院選も踏まえ「現代社会って『分かりやすい』が最も崇高な価値のようだが、政治や経済って『分かりにくい』んですよ」と指摘した上で、それでも「長い文章を格闘しながら自分で理解を深める姿勢は大事だ」と呼びかけた。
番組は若者の読書離れの加速の中、都内の学校の新たな取り組みを特集。同校の図書室は本棚をわざと置かない状況にしている。全蔵書を漫然と本棚に並べるのではなく、カフェのような居心地のよさそうな空間として、一部の蔵書をピックアップして書店のように陳列。司書のオススメポップで本を紹介し、生徒にまずは本を手に取って触れてもらうことを大切にしている取り組みを紹介した。
大下容子アナから、現代社会について「SNSの普及でどうしても短くてわかりやすいものに引き寄せられるというところはあるでしょうか」と振られた杉村は「現代社会って本当、『分かりやすい』が最も崇高な価値のようで、今、選挙やっているからあれですけど、やっぱりね、政治とか経済とかいろんな政策って、『分かりにくい』んですよ。そう簡単じゃないんですよ」と、27日公示の衆院選も踏まえてコメント。
政治や選挙も、ともすれば、ワンイシュー、シングルイシューポリティックス(単一論点政治)に単純化されがちだが、杉村は「やっぱり、きちっと長い文章を、格闘しながらもね、自分で理解を深める、その姿勢ってね大事だと思いますけどね」と語った。



