歌手で女優の小柳ルミ子(73)が20日、東京・渋谷のHMV&BOOKS SHIBUYAで、初のストレッチ本「毎日少しずつ、柔らかい体になる!健康美を叶える『ルミ子流ストレッチ』」(大和出版)の発売会見を行った。

幼少からクラシックバレエなどを習い、宝塚歌劇団でも鍛えたダンスは小柳の代名詞。げがをしないように始めたのがルミ子流ストレッチで、そのノウハウをイラスト入りで分かりやすくまとめた。

以前から出版のオファーはあったが、歌手デビュー55周年の節目もあり、初めて発表した。「73歳という年齢になって、今も現役ということが、最高の説得力になるんじゃないかな。私、過去にジムに通ったことはありません。『自分んちがジム』です。オリンピックを見ながら、洗濯物をたたみながらとか、何かをやりながらでいいんです。何より続けることです」。

ルミ子流ストレッチには6つのルールがある。「毎日の習慣に」「反動はつけない」など。ポイントは「(そのルールを)正しくできていること」で、効果が全然違うという。

大切な股関節や体幹のストレッチだけでなく、食や入浴など生活習慣で注意すべき点も参考になる。

「運動を続けるためには、自分なりの目標を持つことです。私は、40年前のドレスが着られる、踊りができるを目標に、モチベーションを下げずにやっています。義務感ではなく、楽しめる形で動くことが継続のコツです」。

1971年(昭46)に「私の城下町」でデビューすると、八重歯がチャーミングな18歳は一躍、国民的なアイドル歌手となった。

「瀬戸の花嫁」「星の砂」「お久しぶりね」など数々のヒットを放ち、女優としても大活躍した。

それから55年。「感無量ですね。私、あまり周年って考えないんですけど、もうひと花咲かせたいと、久々にやる気になっています」と意気込んだ。

かつて13歳下のダンサーとの結婚、離婚で話題となった。新しい恋については「まったくありません!面倒くさいし、散々(恋は)してきましたので(笑い)。それより(大好きな)サッカーを見て、(愛犬の)ルルと遊んで、おいしいものを食べた方がいいです」。

そんな人生を歌う55周年記念曲「愛は輪廻転生(りんねてんしょう)」を3月3日に発表する。

「リズムが心地いい曲なので、ストレッチに合っていますよ。自分で振りをつけて踊っていますので、それをまねしていただいても運動になると思います」とPRしていた。

【笹森文彦】