10日に配信開始されたNetflix映画「This is I」(松本優作監督)が好調だ。はるな愛と、その性別適合手術を執刀した和田耕治医師の強い信頼関係を描いた。
主人公アイをオーディションで選ばれた望月春希(18)が、和田医師を斎藤工(44)が演じた。現役アイドルたちを招いた試写会で「劇中のきんぴらごぼうが印象的でした。つらいときに思い出す温かい食事は何ですか?」という質問が出た。ここから話題は“おふくろの味”に。
望月は「お母さんのおみそ汁」と回答。母のみそ汁で体調不良が改善したエピソードを明かした。
「ベトナムに行った時に食中毒にかかってしまって、間違えて!。すごくおなかが痛くなってしまったんですね。空港でも痛い。オーマイガー!という感じ。もう本当に神様仏様~!という感じだったんですけど、帰国して涙目で『おみそ汁つくって』って言ったら、おいしすぎておなか痛いの治ったんです!!」
これを聞いた斎藤が「補足していいですか」と切り出した。
「人間は生まれるとき無菌状態で、産道で初めて菌と触れ合うんですね。すなわち、お母さんの菌の耐性になっていると思うんです。同じ配列なんですよ、大体がお母さんと。なのでお母さんの手作り、お母さんの常在菌で発酵させたみそや漬物は、子どもにとって本当にお薬のようなものになるんです」
そう付け足して、いい話が深イイ話になった。
どんな質問にも目をキラキラさせて、手ぶり付きの「オーマイガー!」で感情豊かなリアクションをしながら、明るくハキハキと答える望月。その後に穏やかな低音で、質問者が安心するような回答を差し出す斎藤。これからの話を希望にあふれた顔でする望月と、これまでの役者経験を踏まえて語る斎藤。トークは終始、このような空気感で進んだ。一見対照的なようで、絶妙なコンビネーションの2人だった。【鎌田良美】



