落語芸術協会の真打ち昇進披露記者会見が5日、東京・新宿の京王プラザホテルで行われた。春風亭昇吾(42)桂竹千代(38)三代目雷門五郎(38)昔昔亭喜太郎(44)の4人が5月から真打ちに昇進する。

春風亭昇吾は昨年5月、髄膜炎で倒れて生死の境をさまよった。退院後は活動に支障はないがリハビリは継続している。「家で倒れてから1週間くらいは意識がなかった。歩けない状態で、1度は足を切断するかくらいになった。でももう大丈夫。第2の人生をもらったと思って頑張ります」と決意表明した。

協会会長で師匠である春風亭昇太は「春風亭昇吾は門下の秘密兵器。入門する時に『何をやっているの』と聞いたら『コンピューター関係です』と。でも、パソコンをうまく使えない。そうしたら『ネットカフェの店員』だった。だまされました(笑い)。お城が好きだそうです。読書が趣味で特に歴史と幕末だと。それで『お前はどの時代が好きか』と聞いたら『学生時代』だと答えた。すごく楽屋でかわいがられる人。これも芸人の資質。頑張ってほしいと少しだけ思っています」と愛のあるエールを送った。

4人は5月1日から新宿末広亭などで真打ち昇進披露興行を行う。