お笑いコンビ、爆笑問題の太田光(60)が5日深夜放送のTBSラジオ「火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ」(火曜深夜1時)に相方の田中裕二(61)とともに出演。落語家の立川談志師匠との初対面で言われた言葉の真意について言及した。
前段で、ウッチャンナンチャンの内村光良(61)を絶賛していた。内村は1日放送のNHK総合「あさイチ」(月~金曜午前8時15分)に出演。同局で放送するコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」についてトークした。
太田は「内村さんのNHKのあさイチ見ましたけど、本当にありがたかったね。内村光良、天下の内村光良、日本一のコメディアンですよ」と切り出した。
番組内で内村は「とにかくすごいと、彼らは。同世代でコンスタントに。1年に1回じゃないんですよ。コンスタントにネタをやり続けて。労力がいる」などと語っていたという。
太田は「あの人ほどコントやり続けてる人いないじゃん。俺、本当に思ったけど、しょうがないから(ネタ)やってるだけなのに。同業者の先輩と後輩(博多華丸・大吉)にNHKで言われるのは本当にありがたい、やっててよかった」としみじみ語った。
そして談志師匠から授かった金言を明かした。「俺はその時、しみじみ思った。談志師匠が最初に俺らに会った時にお前(田中)のことを指さして『チビ切るなよ』って言ったって話は結構、方々で言ってるけど。あれ、はしょって言ってるけど実は、その意味について談志師匠は言ってるわけだよ」と打ち明けた。
太田は談志師匠の言葉を引用し「お前な、これからいろいろやるだろうけど、帰る場所を必ずつくっておけ。このチビを切ったら、漫才がなくなるから。このチビだけは切るな」と再現。その上で「俺はそこだけ言うもんだから、世間では田中がすごいだ、みたいなって勘違いするんだけど、そうじゃないんですよ、談志師匠が言ったのは。今になってよく分かるんだけど」と語り、再び談志師匠の言葉を再現し始めた。
「お前はな、帰る場所をつくっておけと。それがお前にとっての漫才だから。お前、いろいろ手を出すだろ? 俺もそうだ、(ビート)たけしもそうだ。たけしには映画がある。映画を見つけた。あいつは映画に帰る場所がある。俺には古典落語がある。お前にとって、それは漫才だから。だからこいつを切るんじゃねーぞ、このチビを」
太田は「漫才という場所を確保しておけって言ったわけだよ。それがウッチャンに言われて、談志師匠の意味ってそういうことだったんだって。こんなチマチマ毎回もめてさ、お前と漫才やって何にも見返りもないじゃん。見返りでやってるわけじゃないけど。何してるんだろうなって思ってるけど、ウッチャンがそうやって見てくれて。最近になってそう思うって言ってくれてだよ」としみじみ語った。
さらに「例えばウッチャンは紅白の司会もやって『イッテQ』もやって。テレビの中に居場所があるわけだよね。談志師匠はあの時『天下取っちゃえ』って言ったんだけど、同時に『こいつを切るな』って言った。天下取っちゃうっていうことは、テレビで天下取っちゃうってことだけど、それと同時に『こいつを切るな』『漫才は捨てるな』っていうのは、こいつ天下取れないだろうから。もしそうだったら、帰る場所つくっておけって実は一緒に言ってたんだね。俺はそう思う。ウッチャンに言われた時、ようやく談志師匠の言ってた意味が、そういうことかと」と語った。



