歌手和田アキ子(76)は9日、ニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜午前11時)に生出演。「父の日」「母の日」に関しての私見を口にした。
放送では、10日の「母の日」が話題になったが、和田は「母の日」に比べると、何を贈るかなどの観点から「『父の日』はなんでこんなに関心が薄くなったんだろう」と、口にした。ともにパーソナリティーを務めるフリーアナウンサー垣花正が「お母さんの存在が大きい」と述べると、和田は「子どもが生まれてから、お父さんは仕事に出て、一切合切、昔はお母さんに任せていた。今は、お父さんも育児や介護を手伝うけれど」などと応じた。
一方で、「そんなに興味もないのに今、急に思い出したんだけど」と切り出し、ジェンダー論の話題に言及。「英語で…すごく言い方が難しくて…ミッツ・マングローブに教えてもらったんだけど、今、ふと思ったんだけど、よくアメリカの映画やショーでも『レディース・アンド・ジェントルマン』と、『淑女のみなさん、紳士のみなさん』と言うが、(最近は)ジェンダーレスの人たちも含めて、そういう呼びかけがなしになったと。それなのに、お父さんの日とかお母さんの日とか必要?」と、口にした。
垣花は「あー、それは今後いろいろ出てきそうですね。確かに、本当にそこら辺も、突き詰めていくと難しくなっちゃうんですよね」と応じ、「女の子の節句とかいいますけれど、例えば、生まれてからうちの子は自分の中で『性自認』という意識が出てくるまで、男の子とも女の子とも教えないようにしていますという親御さんもいたりする。それはそれぞれのご家庭の方針でいいんですけれど、そこら辺、分けてしまうと難しいですよね」と述べた。また、「最近、紅白歌合戦なんかもそうですよ。もう紅と白と分けることが、時代には合っていないと(いう声もある)」とも指摘した。
すると和田は「でも、私は紅でも白でも出たんだけど」と述べ、垣花の「時代の先取りですね」というコメントに大笑いで応じた。一方で「なんでもかんでもだめ、と、言い過ぎなのかも分からないね」と述べ、「これも変な言い方だけど、お母さんがいないでお父さんだけで(こどもを)育てている家庭もあるし、お父さんがいなくてお母さんだけで育てている場合もあるし、ご両親がいなくておじいちゃまやおばあちゃまが育てているところもある。表向きは(父の日や母の日が)あった方がいいのかな。感謝の気持ちを思い出すためにあるのかな」と自問自答。「私なんか、そういう日がないと。そうや、母の日や、と。私はどちらかというと、母の日は、偉そうに歩くねん。『母の日や』って」と笑わせ、「だから、神様が私にこどもをつくらないようにしのかな。こどもが生まれると、絶対、朝から言うてるもん。『母の日やで』って」と述べながら、「そういう感謝を忘れないように、(父の日や母の日を)設定したのかも分かんないね」と、最後は納得したように口にしていた。



