元NHKアナウンサー武田真一がMCを務める日本テレビ系「DayDay.」(月~金曜午前9時)に14日、出演。米国・イスラエルのイラン攻撃に端を発した中東情勢の悪化の影響による“ナフサ危機”をめぐり「本当に不思議なのは、政府は『大丈夫』と言っているのに、ポテトチップスのパッケージがモノクロ? びっくりしますよね。ハテナだらけですよね」と語った。
イラン情勢の悪化でナフサ由来の製品の不足が次々と伝えられている。番組では、12日にカルビーが発表したポテトチップスのパッケージの白黒化や、カゴメもパッケージの変更を検討していること、包装資材の値上がり、ネッククーラーやエアコン、ビーチサンダルといった製品にも影響が広がっていることを紹介した。
武田アナは「いや、本当に不思議なのは、政府は『大丈夫』と言っているのに、もうね、だって、ポテトチップスのパッケージがモノクロ? ねえ。びっくりしますよね。ハテナだらけですよね」と、問題提起。山里亮太も「買えなくなるんじゃないかとか、これが足りないという話ばかりで、けして、来年まで安心、大丈夫ですよって言葉が世の中に通ってると思えない」と、政府の説明と民間の反応の乖離に言及。一方で「正しく安全だと思って、買い控えとか気をつけないといけないと思います」とフォローも入れていた。
番組は、高市早苗首相が12日に「インクの原料、前年実績の供給が可能と確認できている」と強調する様子も紹介。武田アナは「高市さん、ナフサ、十分な量が確保されてるって言ってましたけど、なんで現場ではこういったことが起きてるんでしょうか」との問いを投げかけた。
番組は石油化学コンサルタントの柳本浩希氏をスタジオに招き、解説を求めた。柳本氏は、武田アナの問いに対し「ナフサ自体はお金を出せば買える状況。不足という文言は必ずしも正しくないんですね。1つ要因は企業の出し控え。今、石油化学メーカーが供給の不安定化を加工メーカーに伝えている。加工メーカーはより長期で供給を考える。不安感から生産を落とさざるをえない。製品メーカーへの供給も細る。製品メーカーは生産を止めるわけにいかないので予防的措置としていろんな工夫をして商品の供給を止めないようにしている」と現状を解説した。
また、柳本氏は「(石油化学メーカーの)出し控え以外にも要因がある。買い占めみたいな状況も、消費者、メーカーの段階で起きるために供給逼迫が起きる」とも解説した。



