7月5日に東京・国立競技場で行う石原裕次郎さん(享年52)の二十三回忌法要イベント前日の4日夜、テレビ朝日が裕次郎さん関連番組を一挙4時間放送することが23日、分かった。看板番組を並べるプライムタイム(午後7時~11時)と呼ばれる時間帯を裕次郎さん一色で埋め尽くし、翌日の法要イベントに花を添える。
皮切りは午後7時から放送するドキュメンタリー「裕次郎が遺したもの」。ゆかり深い関係者が裕次郎さんとともに歩んだ人生を振り返る。兄の石原慎太郎都知事(76)とタレント石原良純(47)の親子対談をはじめ、天海祐希(41)が裕次郎夫人のまき子さん、石原プロ社長の渡哲也(67)と対談し秘話を聞き出す。このほど行われた収録では闘病生活を送る裕次郎さんを間近で見ていた渡が、悩みぬいて下した決断を振り返ると、聞いていた天海が号泣してしまう場面もあったという。
続く午後9時からは、裕次郎さんの製作・主演映画「富士山頂」を放送。気象観測レーダーを富士山頂に設置するため奮闘した男たちの姿を描いた大作で、70年に公開されて大ヒットした。当時日活所属の渡や、裕次郎さんの親友、勝新太郎さん(享年65)も出演している。「映画は映画館で見るもの」という裕次郎さんの遺志もあり、ビデオ化、DVD化されておらず、テレビ放送されたこともなく、「幻の大作」といわれてきた。石原プロが二十三回忌に合わせ、テレビ初放送を決断した。映像はハイビジョン処理され、スケール感あふれる作品を高画質で視聴者に届ける。
同局は翌7月5日の法要イベントも生中継する。午後3時半から約2時間放送。菩提(ぼだい)寺の横浜・総持寺の本堂を再現した鉄骨製の拝殿を建てる前代未聞の試みや、石原軍団の当日の様子などを紹介する。
[2009年6月24日7時53分
紙面から]ソーシャルブックマーク




