<1>セイウンパシュート(東京7R・13時10分発走)

セイウンパシュートと田辺裕信騎手(2022年10月撮影)
セイウンパシュートと田辺裕信騎手(2022年10月撮影)

今年の東京芝2400メートルでは、田辺騎手が【2・2・3・6】で複勝率53・8%と優秀。種牡馬ではハーツクライ産駒が【3・2・3・20】で、4勝のドゥラメンテに次ぐ勝利数2位を記録する。また、調教師では上原博師が4戦して2勝、2着1回と好成績だ。

田辺騎手が乗る、上原博厩舎のハーツクライ産駒セイウンパシュートを狙う。前走は逃げて0秒4差の4着、2走前は4角13番手から追い込んで5着と自在の脚質を見せている。東京芝では【0・2・1・3】とあと1歩の競馬を続けており、展開次第では一発もあるとみた。


<2>ロコポルティ(東京10RシャングリラS・14時50分発走)

ロコポルティ(2023年5月撮影)
ロコポルティ(2023年5月撮影)

今年の東京ダート1400メートルで石川騎手は【2・11・2・26】。連対数13回は菅原明騎手の16回に次いで2位タイだ。調教師では西園正師が【2・1・2・6】で複勝率45・5%と好成績。種牡馬ではヘニーヒューズ産駒が【6・5・3・49】で、8勝のドレフォン産駒に次ぐ2位タイの勝利数を記録している。

石川騎手が乗る、西園正厩舎のヘニーヒューズ産駒ロコポルティを狙う。重馬場の前走は12着に敗れたが、良馬場の2走前は鼻差の2着に好走。過去の6連対のうち4回が良馬場で、久々の1400メートルでも良馬場なら見直せる。


<3>クールミラボー(京都10R花園S・15時05分発走)

10月28日、伊勢佐木特別を制したクールミラボー
10月28日、伊勢佐木特別を制したクールミラボー

今年の京都ダート戦ではドレフォン産駒が【8・10・7・61】と上々。これを1800メートルに限定すると【3・8・4・22】で連対率は20・9%→29・7%、複勝率は29・1%→40・5%にアップする。

母父馬キングカメハメハも京都ダートでは【14・6・10・60】の好成績。勝利数はダントツで、1800メートルに限っても8勝は最多勝だ。

ドレフォン産駒で、母父馬キングカメハメハのクールミラボーが連勝だ。前走は好位追走から内を突き抜けて3馬身半差の完勝。京都コースは初めてだが、右回りのダートでは1勝、2着2回で連対率100%。昇級初戦から好勝負が可能だ。


【先週土曜の結果】

<1>フェルンマンボ

京都7R 3着(4番人気)

<2>オードゥメール

福島11RキビタキS 11着(11番人気)

<3>エンデミズム

東京12R 1着(2番人気)

◆DB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。