4年目を迎え、すっかり浦和の正月開催の重要な一戦となった3歳牝馬限定のURAWAなでしこオープン(1400メートル)。一昨年から1着馬に桜花賞の優先出走権が与えられ、それに加えて昨年から1、2着馬に桜花賞トライアルの日刊スポーツ賞ユングフラウ賞の優先出走権も与えられるようになり、この路線のステップレースに定着した。

今年はフルゲートが12頭から13頭に拡大されたが、浦和所属馬に優先出走権があり、昨年に続いて他場の所属馬は1頭だけ。ここを使いたい地元勢が年々増加しているのだろう。それでも昨年は唯一、他場から参戦した船橋のリヴェルベロが激しいハナ争いを制して逃げ切り。今年はどうか。出馬表を見渡すと、どの馬が勝っても不思議ではないメンバー。昨年にも増して混戦ムードが漂っている。

一昨年は地元のプリンセスアリーが勝ち、ユングフラウ賞は4着に敗れたが、桜花賞を制した。昨年のリヴェルベロもユングフラウ賞は7着と崩れたが、桜花賞では3着に巻き返した。過去2年の勝ち馬は同距離のトライアルよりも距離が100メートル長い本番で好走。この意外な傾向も踏まえて見届けたい。【牛山基康】