日本ハム吉田輝星と河野竜生、紅白戦でドラ1対決

  • 報道陣からチョコレートをプレゼントされ笑顔の左から吉田、清宮、河野(撮影・佐藤翔太)

2軍キャンプに参加する日本ハム吉田輝星投手(19)とドラフト1位河野竜生投手(21=JFE西日本)が14日、1軍練習休日のため、沖縄・名護の新球場で初めて練習を行った。ともに15日の紅白戦(国頭)で先発予定。そろってブルペン入りした左右「ドラ1」コンビ、初実戦登板で首脳陣にアピールするのはどっちだ!?

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静かに、勝負は始まっていた。初めて足を踏み入れた1軍、名護のブルペン。まずは河野が、投球練習を開始した。

他の投手を背に、6列のうち一番端を使って、直球を軸にカーブなどを交え28球を投じた。「バランスもよかった。新しい施設でやらせてもらって、あらためて自分自身もっとレベルアップしていきたい」。一方、序盤の河野の投球を見ていた吉田輝は、ひとつ間を空けて3列目のプレートに立った。同期の田宮を座らせ45球。「試合前なので何も考えずに直球で強い球を投げるのと、スライダーやフォークの決め球もしっかり低めに集める感覚を」と腕を振った。

視察した栗山監督は「よさそうに見える」と河野を評し、吉田輝には「試合でどんなふうに投げるのか、という感じ」と思い描いた。ともに1イニング限定登板の予定だが、1軍昇格へ向けて、重要な初実戦登板となる。

ホテルでは同部屋の2人。ドラフト1位同士の投げ合いは、自然とボルテージが上がる。

河野 今自分が持っている投球スタイルというのは変えずに、どれだけ通用するのかを試したい。しっかりとした投球がしたい。

吉田輝 ストレートでしっかりどこまで通用するのか。

左右の両腕が真っ向勝負。栗山監督は「多くのみなさん見に来て下さい」と笑顔をみせた。【山崎純一】

 バレンタインデーのこの日、日本ハム清宮、吉田輝、河野のドラフト1位トリオへ報道陣からバレンタインチョコなどが贈られた。沖縄・名護での練習終了後、吉田輝と河野からチョコを口へと運ばれた清宮は「去年はこういうのがなにもなかったので、今日は出来てよかったです」と笑顔をみせた。

◆昨年の国頭での紅白戦 ドラフト1位の吉田輝(金足農)と同5位の柿木(大阪桐蔭)が紅白両チームの先発マウンドに上がり、18年夏の甲子園決勝の再戦と話題に。浅間、松本、王柏融を3者凡退に抑えた柿木に対し、吉田輝は大田にバックスクリーンへ“プロ洗礼弾”を浴び1失点。「2人とも先発で楽しみにしていたので、想像通り楽しかったです。思ったよりも通用したので、もっと調子を上げていって、制球、特に直球はしっかりやっていければと思う」。