日本ハムの背番号52を最も長く背負ったのは、大貝恭史(94~02年)の9年。守備固めでの出番が多かったが、1年目の開幕戦では中堅でスタメン出場した。身長169センチと小柄ながら、名字が「大貝」であることから「しじみちゃん」の愛称で呼ばれた。

03年からは現2軍外野守備走塁コーチの紺田敏正が8年間着用。守備固めや代走として活躍した。

16年はアンソニー・バースが着用。先発、セットアッパーと幅広く登板し、8勝6ホールドでリーグ優勝に貢献。日本シリーズではリリーフで3勝を挙げ優秀選手賞を獲得。日本一の立役者となった。翌17年からメジャー復帰し、今年はマーリンズでプレーした。

18年からは東大出身左腕の宮台康平が背負った。1軍登板は1試合で20年に戦力外で退団。トライアウトを経てヤクルトに入団した。今季は楽天から移籍の池田隆英が着用。16試合に先発するも3勝10敗と苦しんでおり、復調が待たれる。