漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2018」(12月決勝)のエントリー開始会見が21日、都内で行われた。昨年、決勝でダントツの最下位に終わったお笑いコンビ、マヂカルラブリーの野田クリスタル(31)は“打倒上沼恵美子”を宣言した。

 昨年の決勝でマヂカルは、審査員の上沼恵美子(63)から100点満点で83点という低い点数を付けられた揚げ句に「ごめん、聞かないで。好みじゃない。よく決勝残ったなと思った」と酷評されていた。

 優勝へのライバルを聞かれると、野田は取材のテレビカメラを指さして、その先に上沼がいるがごとくにらみつけて「マジで上沼さんです!」。優勝できなかった場合について聞かれると、洋服を脱いで上半身裸になって「下も脱いで、大会をぶっ壊してやる」と予告。優勝賞金1000万円の使い道については「2人とも入ったことないので(吉本の養成所の)NSCに入ろうかな」とボケて、基礎からのやり直し? を口にした。

 三四郎の相田周二(35)は「優勝できなかったら参加者フリーで熱海のキャバクラに招待します。ここにいるやつらは、絶対に来いよ」。昨年10月にキングオブコント優勝しながら、準優勝のにゃんこスターに話題を持って行かれた、かまいたち浜家隆一(34)は「コントと漫才の両方で日本一になります」。

 山内健司(37)は「優勝したら、次の年は審査員として松ちゃん(ダウンタウン松本人志)の横に座りたい。今年4月に(大阪から)東京へ来たばかりですが、優勝できなかったら広島吉本へ行きます。ライバルは、にゃんこスター」と不出場のにゃんこスターの名前を挙げた。

 結成15年以内という条件で、今年がラストチャンスになる、スーパーマラドーナ武智(39)は「今年が一番、おもろい年になる。俺が一番、M-1のこと思ってんのや。優勝できなかったら切腹する」。同じくラストチャンスのジャルジャルは後藤淳平(34)が「えらいこっちゃ!」。福徳秀介(34)は「優勝したら、喜びます。しなかったら、悔しがります」とボケた。

 昨年、優勝したとろサーモン村田秀亮(38)は「優勝して、後輩におごっていたら、カードの支払い半端ねぇ」とサッカー日本代表FWの「大迫半端ないって」に掛けたボケを披露。久保田のぶかず(38)は「優勝して、結婚するために引っ越したのに、最近、彼女にふられました。数年付き合ってたのに、理由が『食べ方が汚い』でした」とぼやいた。

 ほかに和牛、さらば青春の光、ミキ、ゆにばーす、さや香らが出席した。