12日に心不全のために亡くなった女優市原悦子さん(享年82)の17日の通夜(東京・青山葬儀所)で、ゴダイゴのミッキー吉野(67)が追悼のピアノ演奏をすることが14日、分かった。

ミッキーは市原さんと20年来の親交があり、「二人だけの舞踏会」という2人だけのショーライブを行っていた。市原さんが歌って踊り、朗読も行い、ミッキーが演奏するショーで、演出は市原さんの夫塩見哲さんが担当。ミッキーは、ゴダイゴで主にキーボードを演奏しているが、ピアノ演奏の実力者としても知られ、今月11日放送のフジテレビ系特番「芸能界特技王決定戦 TEPPEN 2019 冬の陣』」では、X JAPANのToshiら13人を抑えて優勝を飾っている。

市原さんもミッキーの演奏を愛し、亡くなる5日前の7日に病室で「心臓に突き刺さる演奏をしてね」と伝えていたという。

通夜は無宗教式で行われ、ミッキーが演奏する曲は未定だが、市原さんにささげる渾身(こんしん)の演奏になる。

18日の葬儀も無宗教式で、一般の献花を受け入れる準備もしているという。

また、市原さんは映画やCMのナレーションの収録を予定していたことも分かった。関係者によると、昨年12月に盲腸で入院するまで、市原さんは比較的元気で、声だけ出演する仕事に意欲的だったという。映画は今年秋以降に撮影に入る予定で、CMも近々、収録する予定だったという。