西島秀俊が主演するテレビ朝日系ドラマ「警視庁アウトサイダー」(木曜午後9時)の第3話が19日に放送され、平均世帯視聴率が9・6%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は4・5%だった。

第2回の世帯は9・1%、個人は5・2%だった。

「元マル暴オヤジ刑事」の架川英児(西島)、「秘密をひた隠すエース刑事」の蓮見光輔(濱田岳)、「やる気ナシ新人刑事」の水木直央(上白石萌歌)。警察組織の中で“アウトサイダー”の3人が、トリオで巨悪に立ち向かう物語。

◆第3話のあらすじ

桜町中央署の新人刑事・直央は帰宅途中、フラフラと街中を歩く幼い女の子を見かけて保護する。その女児・多村凛(いろは)は母の加奈子(寒川綾奈)と2人暮らしだというが、夜遅くなっても母親が帰ってこないため、行方を捜していたと話す。

最近、地域で若い独身女性の失踪事件が2件続いていることから、直央は加奈子も含めて3人とも同一犯に誘拐されたのではとにらみ、英児と光輔に事件性があると主張する。警視庁組織犯罪対策部への返り咲きを狙う英児は、上層部への点数稼ぎのため直央とともに捜査に乗り出す。

まもなく、加奈子がシングルマザーであることを隠してマッチングアプリに登録していた事実が判明。失踪した2人の女性も同様にマッチングアプリに登録していたことがわかり、それらの糸口から、“人類総帥”と名乗って覆面ライブ配信を行う謎の男の存在が浮上する。さらに、イケメン生物学者・山野井昭(味方良介)も事件の背後に見え隠れする。

そんな中、英児は、警視庁組織犯罪対策部時代の元上司・藤原要(柳葉敏郎)に頼んで、光輔の過去に探りを入れてもらう。だが、それが思わぬ事態を招くこととなり…。