今年2月に競走馬を引退したリッカルド(せん13)が26日、船橋競馬場で誘導馬デビューを果たした。昨年6月に誘導馬デビューした先輩のミューチャリー(せん8)とともに4Rで初めての誘導。現役時代の獲得賞金が2頭の合計で約6億円というコンビが実現した。

中央デビューで5歳時にエルムSを制したリッカルド。船橋移籍で7歳2月から南関東で走り、いきなり重賞4連勝を挙げた。徐々に白さを増していった芦毛は12歳4月にもオープン特別を勝ち、息の長い活躍でファンを魅了。結果的にラストランとなった大井が代替開催で無観客となり、競馬場でファンの前に姿を現したのはちょうど1年ぶり。待ちわびた多くのファンがカメラを向けていた。

騎乗した担当の下野あずみさん(26)は「練習では落ち着いていましたが、現役馬を見るとテンションが上がってしまいますね。それでも3Rまでの間に慣れてくれて、さすが経験豊富だなと思いました」。この日の朝に初めて競馬場での練習を行い、そのまま本番を迎えたそうだが、その後も無難に誘導していた。

11Rではミューチャリーとともに現役時代のメンコで登場。ここでもファンを魅了していた。【牛山基康】