5月2日に開場75周年を迎える大井競馬場。それを記念して4月から12月までの重賞開催日に指定レースで全9式(トリプル馬単を除く)の払戻率を80%に設定するTCKスーパープレミアムを実施している。前開催の指定レースは東京スプリントの当日がダイコウガルダン賞。東京スプリントの前身として91年に創設された東京シティ盃の第1回の覇者の名が冠された。
今開催は羽田盃と東京プリンセス賞の当日にオートネ賞とダイタクジーニアス賞が組まれている。どちらも第1回の覇者の名。87年の後者は古馬になってからの走りは映像でも見ているほどだが、さすがに56年の前者は写真でも見たことがない。まだ羽田盃ではなく大井杯として行われた当時の紙面を探すと、第1回の大井杯の結果は配当と4行ほどの記事だけだったが、次走の第2回の春の鞍、のちの東京ダービーの結果は4角を先頭で回る姿とともに詳しく報じられていた。
当時の馬券は単、複、連の3式。9頭立ての大井杯の配当は単(5)140円、連<4><1>230円。連番の通り6枠連単の時代だ。当時は9式から馬券を選べるようになることなど想像できなかっただろう。【牛山基康】



