国立競技場最寄りのJR千駄ケ谷駅周辺には、ブルーインパルスの飛行を一目見ようと、午前中から大勢が集まった。

電車が到着するたびにカメラ機材などを抱えたりした人々が改札に向かい、通勤ラッシュのよう。五輪マークが見やすいとみられる、国立競技場の西側、東京体育館の周りの歩道は、昼前には、日陰部分はほぼ満員で“密”状態。日差しが降り注ぐ場所にも、じっと猛暑を我慢しながら待つ人があふれた。親子、年配の夫婦、カップルなどあらゆる世代が集まっており、ブルーインパルスの伝説の五輪マークへの関心の高さがうかがえた。