アルビレックス新潟は名古屋グランパスに0-1で敗れ、公式戦連勝は3で止まった。前半14分。センターバックのトーマス・デン(26)が左サイドにつり出されると、ゴール中央にぽっかりと空いたスペースを使われて先制となる決勝点を許した。後半15分、相手のPKをGK小島亨介(26)がストップするなど流れを引き寄せたが、名古屋の守備の厚い壁を破ることは出来なかった。新潟は国立競技場での公式戦5試合目だったが、初勝利(1分け4敗)はお預けとなった。

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新潟は同点を狙う後半、1万人を超える新潟サポーターが陣取るゴール方向に攻め続けたが、今季20失点と堅守を誇る名古屋に競り負けた。前半14分、左の深い位置にトーマス・デンが引き出されると低クロスを許し、先制を許す。その後はMF秋山裕紀(22)を経由したパス交換から反撃に出る。同32分には秋山のラストパスを左DF田上大地(30)が狙うが、これは相手GKに阻まれる。0-1の後半15分は小島がPKを防いで流れを呼び込むが、次々と相手守備陣にはじき返される攻撃に松橋力蔵監督(54)は首をかしげた。

試合前日の4日、名古屋のハイプレスを受ける展開を予想していた松橋監督は「ここ最近の(天皇杯)町田と富山。(リーグ戦の)札幌、広島と前から激しくプレスに来る相手と戦っているので、いいシミュレーションにはなっている」と話し、「肌感覚的な部分で対応できれば我々のペースにゲームを持っていける」と自信を見せていた。

前半はゆっくりとした展開に持ち込まれたが、後半はFW太田修介(27)や左足負傷から復帰した左DF堀米悠斗(28)らを投入して攻撃のギアを上げる。だが5バック気味の守備ラインを敷く名古屋に最後まで手を焼いた。逆に自陣でのミスからピンチを迎えるシーンもあったが、小島の再三の好守もあり追加点は許さなかった。

無得点で競り負け、後半ロスタイムには途中出場した太田が負傷退場のアクシデントもあった。次節12日はホームで湘南ベルマーレと戦う。必ず勝って仕切り直す。【小林忠】

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