J3・FC岐阜は13日、仙台大MF与那覇航和(4年)の来季加入内定を発表した。与那覇は沖縄出身。J1浦和の下部組織を経て、同大に進学。171センチのレフティーは着実に心技体を高め、夢の切符を手にした。これで同大は13年連続でJリーガーを輩出。今年は、これまで最多だった22年の4人を超える5人のJリーグクラブへの加入が内定した。
Jリーガーになる夢を実現した与那覇が、クラブを通じて決意を新たにした。「これまで支えてくれた家族や友人、指導者の方々への感謝の気持ちを忘れずに、一生懸命頑張ります」。運動量豊富な攻撃的MFが、左足のキック精度、プレー判断の良さを武器にチームを引っ張っていく。
仙台大は東北地区の強豪で全国大会常連の体育大学。J1浦和ユース在籍時に練習参加した際には「すごくサッカーに打ち込める環境」と確信し、宮城にやってきた。豊富なトレーニング機器がそろい、チームで週2回行う筋力トレーニングでフィジカルを強化。入学から技術面の向上も実感する中、「1番は体が大きくなった。球際が弱かったが、当たり負けしなくなって勝てるようになった」。 2月中旬。MF得能草生(4年)のJ2水戸内定を皮切りに、同期のJクラブ内定が次々と発表され、9月中旬に与那覇はその仲間入りを果たした。「負けたくない気持ちと、みんなが決まっていく中で焦りと悔しさもあった。(加入内定は)ホッとした」。Jリーガーへの大きな第1歩を踏み出し、新天地での活躍を誓う。「試合で自分のいいところを出せるように。FC岐阜のために頑張りたい」。結果が求められる世界で、持ち味を存分に発揮する。【相沢孔志】



