磐田U-18が残留に向けて大きく前進した。首位広島ユースを2-1で下し、今季初の3連勝。2つ順位を上げ7位に浮上した。3位静岡学園はアウェー鳥栖U-18に0-3で完敗。首位と勝ち点で並ぶチャンスを逃した。
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磐田U-18が「貴重な1勝」をつかんだ。FW2人が序盤にゴールをこじ開け、首位チーム撃破に貢献した。
前半26分、右クロスの折り返しに反応したFW舩橋京汰(3年)が、4試合ぶりのゴールで先制。今季得点ランクも2位タイ(13得点)に躍り出た。「うまく右足を出せた。久しぶりのゴールでうれしかった」。J3愛媛FCに来季加入が内定しているエースストライカーは「磐田で学んだ3年間に感謝。クラブや後輩のためにも、必ず残留の結果を残したい」と意欲を示した。
その4分後、FW山本将太(2年)が右サイドから中央に切れ込み、右足シュートでゴールに突き刺した。1ゴール1アシストの活躍に「最高です」。今季これまでゴールした試合はいずれも黒星。「4得点目でようやく勝てました」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。2-0で前半を折り返したチームは後半、DF陣の粘り強い守備や、GK斎藤貫太(3年)のファインセーブで相手の反撃を1点に抑え、逃げ切った。
開幕から8戦未勝利で前半戦を2勝2分け7敗。最下位(12位)で折り返したチームは、後半戦(9月~)から世登(せと)泰二監督(57)が就任。ここまで7戦5勝と好調を維持する指揮官は「ポジティブ思考で、何事も選手自らで考えていく環境を整えただけ」と謙遜した。リーグも残り4試合。主将のDF沼田大輝(3年)は「選手間のコミュニケーションも増え、チームに一体感が出てきた。もちろん残りは全勝します」と、息を吹き返したサックスブルーの戦士が逆襲に自信をのぞかせた。【山口昌久】



