北海道コンサドーレ札幌は東京ヴェルディに0-2の完封負けで5試合ぶり黒星を喫し、5季ぶり4連勝を逃した。前半10分、DF高尾瑠(27)が右太もも裏を痛めて交代。3連勝していた直近3試合で先発し、安定したプレーを見せていたディフェンダーが立ち上がりで退くアクシデントに見舞われた。前半は0-0でしのいだが、後半9分に守備の乱れから先制点を献上。1点を追う後半25分から身長183センチの守備の要、DF岡村大八(27)を最前線に置くパワープレーに打って出たが、ゴールは遠かった。後半追加タイム7分に2失点目で屈した。

ペトロビッチ監督(66)はパワープレーについて「相手がリードしている展開でより中を締めてゴール前を固めるという戦い方の中で、何とかそこをこじ開けなければいけないという理由でハチ(岡村)を前に入れた」と狙いを説明。練習でも試していなかった奇策だったが、岡村は「もっと相手のゴール前で事故を起こせたり、攻撃のチャンスを作れたら良かった」と振り返った。

今季J1に昇格した東京Vに2連敗。残留圏との勝ち点差を縮めたかったが、順位は19位のまま。古巣戦だったDF馬場晴也(22)は「終わった後みんなで話した。下を向いてる場合じゃない」。残り8試合、ただ勝ち点3を積み重ねることだけに集中するしかない。