勝利への執念が土壇場で実った。ヴィッセル神戸が劇的な逆転勝利を収め、今季2度目の4連勝で首位の町田と広島に勝ち点1差に迫った。
膝の大けがから復帰したDF菊池がチームを救った。2-2の後半追加タイム。MF井手口の左CKに頭で合わせ、逆転弾をたたき込んだ。「素直にうれしいし、支えてくれた人に感謝したい」と目を潤ませた。
価値ある勝ち点3だ。長距離を往復したアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)のブリラム(タイ)戦から中4日。前半は先制後に新潟のパス回しに翻弄(ほんろう)されて2失点したが、後半にギアを上げた。同28分に同点ゴールを決めたFW武藤は「移動、疲れ。何一つ僕たちが負けていい理由にはならない」と気迫を見せた。13日から7連戦を戦う過密日程は続くが、逆転Vからの連覇へ、イレブンの闘志は燃えている。【大島享也】



