8月に81歳で死去した元日本代表の釜本邦茂さんの「お別れの会」が22日、都内で開催された。

親交のあったソフトバンクの王貞治取締役会長(85)は「ちょうど同じような年代に釜本さんはサッカー界で大変活躍されていました。ニュースとして載る部分は、野球が多かったので、そういう意味で目立つことはなかったけど、釜本さんのプレーは素晴らしかった」と振り返った。ともに野球をしたこともあったといい「天才的な要素を持っていました」。

1960、70年代に競技は違えど、日本のスポーツ界を引っ張った。釜本さんについて「ダイナミック。ただ単に点を取るのではなく、プレーぶりそのものがファンの心を引きつけた人でした」とし、「サッカー界でいえば、30年くらい早く生まれちゃったのかな」とつぶやいた。

Jリーグ発足の93年に選手としてプレーしていた世界線を考えて「この30年の歴史で活躍していたら大変なスーパースターで、野球では長嶋茂雄さん、サッカー界では釜本さん、そういう存在になったんだろうなと思います」と語った。

最後に「サッカー界が今やすごい日本ではサッカー人気ですけどその土台には釜本さんたちの頑張りがある、大いに喜んでいただいてこの後のサッカー界の成長ぶりをまだまだ見守っていただきたい」と願った。