今季シニアデビューの佐藤駿(16=埼玉栄高)が、無観客への対応に自信をつかんだ。

試合を想定した今回のアイスショーは無観客。4回転ジャンプ3種4本の高難度構成に挑み、実戦に向けて課題と収穫を得た。

主な一問一答は、以下の通り。

-フリーを終えて

佐藤 (今季)初めての試合形式でした。(4回転)ルッツとか、ちょっとしたミスはあったんですけれど、後半まとめられたりして、自分でもとても良かったと思っています。

-4回転4本の構成

佐藤 初めて4本に挑戦したんですけれど、まだルッツとかにミスがあった。でも、最後まで体力は持ったので、これから練習してノーミスでやりたいです。

-4回転4本は相当大変

佐藤 体力も結構きつかったんですけれど、最後は根性で頑張りました。

-プログラムの手応えは

佐藤 ステップとかはずっと練習していたので、4回転を入れて、プログラムとしては、とても良かったかなと思います。

-フリーで表現したい世界観は

佐藤 フリーの曲は何曲が混じっているんですが、曲調がだいぶ変わるので、そこの違いとか、そこの表現がまだできていない。自分の中では戦うイメージの曲なので、戦っている雰囲気というか、そういうストーリー性を持って、できるように頑張りたいです。

-無観客での演技は

佐藤 僕としては観客がいた方がやる気が出るというか、好きなんですけれど、無観客ということで少し違った緊張感がありました。それでも落ち着いてできたので、無観客で試合形式ができたのは、とても良かったです。