高梨沙羅(26=クラレ)が合計197・3点で10位に入った。1回目118・5メートルで13位だったが、2回目にK点越えの123・5メートルを飛んで順位を上げた。前日7日は11位。2試合ぶりにトップ10入りした。「昨日の(飛び出しでの)突っ込み具合はかなり改善されて内容的には昨日よりもいいジャンプが飛べた」と振り返った。

今季W杯最高は5位。初の表彰台には届かなかった。12年の初優勝から昨季まで11シーズン毎年勝ってきた。「もちろん結果を残したいのはどの選手も一緒。私も結果を残したいって部分では取りたいところもあるけど、今はそこを一番に考えられていないのが現状」と受け止める。

焦らず自分と向き合い、ジャンプを作り上げる。3季ぶり開催の地元でのW杯では収穫を得られた様子。「気持ち的にはやっぱりしんどいですけど、やらなきゃいけないことも見えてきたし、今後の自分のビジョンはイメージとしては強く考えることができたので、すごくいい試合だったと思う」とほほ笑んだ。

次戦は蔵王大会(13日開幕)。初めて優勝した会場での試合に向けて「やっぱり思い入れのあるジャンプ台。そこでいいジャンプがしたいって気持ちもあるけど、まずは蔵王のジャンプ台に自分を合わせていきたい」と気持ちを切り替えていた。