ホーム 東京オリンピック2020 陸上 ニュース RSS 亡命ベラルーシ選手 強制帰国させようとしたコーチら2人が選手村を追放 [2021年8月6日11時19分] 東京・お台場に設置されている五輪マークのモニュメント(2021年7月撮影) 陸上女子のベラルーシ代表で、チームによる強制帰国を拒否し、亡命先のポーランドへ渡ったクリスツィナ・ツィマノウスカヤ(24)について、同選手を強制帰国させようとしたベラルーシ代表チームの2人がIDカードを没収されて選手村を追放された。ロイター通信が報じた。追放されたのはモイセビッチ・ヘッドコーチと役員のシュマク氏。IOCは「ベラルーシ・オリンピック協会所属選手の幸福のため、暫定処置として昨晩(5日夜)、シュマク氏とモイセビッチ氏のIDを失効させ、剥奪しました。この2人のコーチは選手村を離れるように求められ、すぐに退去しました。彼らには異議申し立ての機会が与えられます」などと声明を発表した。ポーランドから人道的ビザを発給されたツィマノウスカヤは、4日午後にワルシャワに到着していた。