ドミニカ共和国は勝利目前だった。巨人でプレーするメルセデスが「国を背負い、誇りを感じて投げた」と6回まで無失点。7回に連打を浴びて2番手に託し、1失点したが、9回1死までこぎつけた。だが柳田の一ゴロに投手のアセンシオがベースカバーを怠り、流れが一変。米大陸予選、最終予選とこの2カ月で8試合を戦い、抜群の一体感を示したが、最後の詰めが甘かった。ボール監督は「次の試合に集中する」と切り替えた。